To Japanese (皆様へ)

「和が国:日本」

日本とは

お祭りさわぎが大好きな日本人。祭りが神道の例大祭だという認識がなくても、「祭りだ!」と足を運んでしまうのは、私だけではないはずです。春は花見で酒盛りだ!、夏は花火だお祭りだ!、秋は紅葉きれいで秋祭り。冬は忘年会にクリスマスに新年会に初詣と宗教の域を越えて楽しんでしまう。そんなオープンな一面もありながら、とかく外国語に関しては自ら壁をつくってしまうクローズな一面もあります。


このサイトのコンセプト

ことだま屋は、元々が言葉を扱う「司会」や「ナレーター」が仕事です。そして、このサイト「Kotodamaya」は名前のとおり古来「やまとことば」からの考え方である言葉に宿る力「言霊」を屋号に掲げて、日本を訪れる外国人のみなさまへ ”もっと「日本各地」へ足を運んでもらいたい”という強い思いで2008年12月の娘の誕生とともに立ち上げました。

 

ここで取り扱う情報とは

観光地として1・2を争う東京・京都だけではなく、日本各地に独自の文化が残っています。海外の人々に各地に足を運んでもらって、日本文化にどっぷり浸かってもらいたいというのが主旨です。多くのウェブサイトが、県や街別の縦割りの情報を取り扱うのに対して、ここではカテゴリーやテーマといった横串で情報をまとめていきます。取り扱うカテゴリーやテーマは伝統、歴史などに紐づいた情報と人物の足跡や季節など、ハイカルチャーと言われるものであり、現在の流行に左右されるポップカルチャーやサブカルチャーは基本的に取り扱いません。

 

このサイトの活用者とは

旅人は目的地がどんなに遠くても、行きたいという気持ちがあれば気にせず全国を移動します。そのような個人旅行者とくに欧米からの旅行者向けに作られております。おそらく日本を初めて訪れる人々にとって、このウェブサイトは少々理解されないかもしれません。一方、リピーターの方々にとっては、ガイドブックや他のサイトには無い情報がみつけられることもあるでしょう。

 

点から面の時代

これまで「点」でしかなかった各地の情報を、カテゴリーと地図で表現することによって、近隣の情報とあわせて「面」で表現する。「場所から文化」ではなく「文化から場所」という切り口で、日本を紹介する。その様々な切り口から情報を集めて行く事で、「日本地図」は「日本文化地図」へと変わって行きます。

地域ごとで情報を配信することだけでは足りない、旅行者の立場になってエリアを越えた日本を伝えたいという思いの方がこの日本には沢山います。このような草の根的活動がどんどん広がって、トラベラーフレンドリーな日本を表現していければと思います。

2009/1/1
児玉 務

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プロフィール:児玉 務 Facebook Twitter

Tsutomu Kodama1997 年日本アイ・ビー・エム入社。ベンチャー企業との協業、インターネットプロバイダー市場のマーケティングを経て、2000年よりナスダック・ジャパンに出向し、関東のIT企業および関西地区を担当。10社以上の株式上場のサポートにも従事。帰任後は、IBM Venture Capital Groupの設立メンバーとして参画し、その後退職して米国へ留学。パブリックラジオ局(KPFA)での番組放送の経験を得て2005年に帰国後は、「“声”で人 々を元気にする」をモットーにラジオDJ、イベント司会、の分野で活動中。数々の事業立ち上げに従事してきた経験を生かし新規事業の立案から立ち上げまでのサポート事業も展開中。また、日本の文化に関わる情報を配信する当ウェブサイト「kotodamaya.com」を2008年12月より運営開始。